屏風絵好きの次男に誘われて、
昨日は上野の東京国立博物館へ行ってきました
こういう展覧会は、開館少し前か開館と同時くらいに到着して、
並ぶのがポリシーだという次男。
スポンサーの私は、いそいそと従うのみ…です。
十分な余裕を持って出かけたはずの私たち。
それなのに、駅に着いてみると次男がお財布を忘れてきたことが判明
ダッシュで取りに戻ります
現金がないのは構わないのですけれど、
『大学生』のチケットを使うには学生証が必要ですし、
その後の用事のために必要なものも入っているとのことですから、
仕方ありません。
さらに、乗り継ぎ予定の電車がどれもこれも結構遅延しているらしい…。
などなど、幾多のアクシデント()を乗り越えて、
何とか予定より5分遅れで上野駅に到着です
改札を出ると、『うわっ』と驚くほどの人、人、人…。
特に目立つのは、修学旅行とか遠足で訪れたらしい、
中学生と高校生でした。
あとは、さまざまなグループが待ち合わせ場所にしているようでした。
とにかく公園の中は、スペースというスペースに学生さんが
あふれている…という印象です。
桜の時期でなくても、こんなに人が大勢集まることがあるのですね
さて、私たちが訪れたのは『栄西と建仁寺』展です。
博物館の門が見えるあたりに来ると、ものすごい人だかりが
目に飛び込んできました。
一体…何 まさか、これから私たちが行く…
と若干怯えつつ近づきました。
…が、どうも大混雑は本館の方らしく、平成館の方の列はまぁ想定内。
開館と同時に入れるポジションにいましたから、
最初からじっくり観られました
たくさんの学生さんたちも一緒に入りました。
外で待っている間は賑やかだった彼らも、
中に入ればちゃんと静かに鑑賞しています。
それにさらさら~っと眺めていきますから、
見かけの人数ほどお客さんが多くはない感じです。
最大のお目当ては、海北友松筆『雲龍図』でした。
阿吽の双龍(各4幅)が対峙する8面の襖絵、
全8幅が揃うのは会期中でも今の2週間だけ…ということで、
お休みを取ってでも行く価値はあるわね~という話になったのです。
圧巻でした。
勇壮でありながら、なぜか心が落ち着く感じで、
いつまでも前に座って観ていたい…と思わされる作品です。
それから、俵屋宗達筆『風神雷神図屏風』。
歴史の教科書でおなじみですね。
次男が屏風絵に興味を持つようになった、
きっかけとなった作品でもあるそうです。
今回の展覧会に合わせて、
本館の方には尾形光琳の『風神雷神図屏風』も展示されています。
両方を比べて観ることができるなんて、
とても貴重なチャンスだったと思います。
掲示されている説明を読んでいると、
見覚えがあったり聞き覚えがあったりする単語が、
あちらこちらにちりばめられています。
高校時代に必死で勉強した日本史で覚えたことがほとんどです。
ただ…悲しいかな、それらの言葉の内容や、
それらの関連が全くと言っていいほど浮かんでこない
あんなに一生懸命に知識を増やしたのにな…。
あのころの私だったら、もっと楽しく充実した鑑賞が
できたかもしれません。
あぁ、残念。
こういうことがあると、やっぱりきちんと勉強し直したいな…と
つくづく思います。
西洋美術を観ては、キリスト教とギリシャ神話を…と思うようにね
なかなか長続きしないのと、頭が記憶と理解を拒絶するのが
ネックなのですよねぇ。
…などと、あれこれ考えながら美術館をあとにしました。
そうそう、本館の方の列はさらに長く長く伸びており、
入館まで60分、会場内の観覧まで30分という掲示も出ていましたよ
『キトラ古墳壁画』展、恐るべし…。
昨日は上野の東京国立博物館へ行ってきました
こういう展覧会は、開館少し前か開館と同時くらいに到着して、
並ぶのがポリシーだという次男。
スポンサーの私は、いそいそと従うのみ…です。
十分な余裕を持って出かけたはずの私たち。
それなのに、駅に着いてみると次男がお財布を忘れてきたことが判明
ダッシュで取りに戻ります
現金がないのは構わないのですけれど、
『大学生』のチケットを使うには学生証が必要ですし、
その後の用事のために必要なものも入っているとのことですから、
仕方ありません。
さらに、乗り継ぎ予定の電車がどれもこれも結構遅延しているらしい…。
などなど、幾多のアクシデント()を乗り越えて、
何とか予定より5分遅れで上野駅に到着です
改札を出ると、『うわっ』と驚くほどの人、人、人…。
特に目立つのは、修学旅行とか遠足で訪れたらしい、
中学生と高校生でした。
あとは、さまざまなグループが待ち合わせ場所にしているようでした。
とにかく公園の中は、スペースというスペースに学生さんが
あふれている…という印象です。
桜の時期でなくても、こんなに人が大勢集まることがあるのですね
さて、私たちが訪れたのは『栄西と建仁寺』展です。
博物館の門が見えるあたりに来ると、ものすごい人だかりが
目に飛び込んできました。
一体…何 まさか、これから私たちが行く…
と若干怯えつつ近づきました。
…が、どうも大混雑は本館の方らしく、平成館の方の列はまぁ想定内。
開館と同時に入れるポジションにいましたから、
最初からじっくり観られました
たくさんの学生さんたちも一緒に入りました。
外で待っている間は賑やかだった彼らも、
中に入ればちゃんと静かに鑑賞しています。
それにさらさら~っと眺めていきますから、
見かけの人数ほどお客さんが多くはない感じです。
最大のお目当ては、海北友松筆『雲龍図』でした。
阿吽の双龍(各4幅)が対峙する8面の襖絵、
全8幅が揃うのは会期中でも今の2週間だけ…ということで、
お休みを取ってでも行く価値はあるわね~という話になったのです。
圧巻でした。
勇壮でありながら、なぜか心が落ち着く感じで、
いつまでも前に座って観ていたい…と思わされる作品です。
それから、俵屋宗達筆『風神雷神図屏風』。
歴史の教科書でおなじみですね。
次男が屏風絵に興味を持つようになった、
きっかけとなった作品でもあるそうです。
今回の展覧会に合わせて、
本館の方には尾形光琳の『風神雷神図屏風』も展示されています。
両方を比べて観ることができるなんて、
とても貴重なチャンスだったと思います。
掲示されている説明を読んでいると、
見覚えがあったり聞き覚えがあったりする単語が、
あちらこちらにちりばめられています。
高校時代に必死で勉強した日本史で覚えたことがほとんどです。
ただ…悲しいかな、それらの言葉の内容や、
それらの関連が全くと言っていいほど浮かんでこない
あんなに一生懸命に知識を増やしたのにな…。
あのころの私だったら、もっと楽しく充実した鑑賞が
できたかもしれません。
あぁ、残念。
こういうことがあると、やっぱりきちんと勉強し直したいな…と
つくづく思います。
西洋美術を観ては、キリスト教とギリシャ神話を…と思うようにね
なかなか長続きしないのと、頭が記憶と理解を拒絶するのが
ネックなのですよねぇ。
…などと、あれこれ考えながら美術館をあとにしました。
そうそう、本館の方の列はさらに長く長く伸びており、
入館まで60分、会場内の観覧まで30分という掲示も出ていましたよ
『キトラ古墳壁画』展、恐るべし…。
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