おせち料理のひとつである紅白なます。
我が家のレシピは、24年前の『きょうの料理』のテキストにある、
土井勝さんのものです。
次男がまだ1歳になったばかりの頃に購入したテキストなのですね。
刻んだ昆布を入れたり、柚子の皮を入れたりというアレンジは
していますけれど、合わせ酢の分量はずっと変わらず、
同じレシピを使い続けています。
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今年はまだ漬け込み中ですので、この写真は以前のものです。

  大根はマッチ棒より細く刻む
  にんじんは、それよりもっと細く刻む
と書いてあります
セ、センセー 無理です~
と、毎年笑いながら刻みます。
マッチ棒より太いサイズの大根、必ず混じります。
でも、無心で野菜を千切りにする時間、実は大好きです

マッチ棒って、今の子どもたちは知っているのかしら
いや、その親世代だってアヤシイのでは
などという話も、毎年のお約束。
たいていは、
  小学校の理科の実験でアルコールランプ使うはずだからさ
   そのときにマッチ使うと思うよ~
というどちらかの息子の言葉で締めくくられるのですけれど…。

『マッチ棒より細く』刻んだ後、
別々に塩もみした大根とにんじんをギュッと絞って、
まず少し濃い目に作った下漬け用の合わせ酢に漬けて4~5時間。
それをまたギュッと絞って、本漬け用の合わせ酢に漬けて…。
という手順は、かなり時間がかかります。
昆布だしもたっぷり使います。
下漬けの時点で、もうかなりおいしいのですよ
もうこれで完成でもおかしくないよねと思うくらい。
でも、一度絞って本漬けするとぐ~んとレベルアップします。
おぉ、やっぱりこの手順を省いてはいけないのね~と思います。

地味ですけれど、実は一番手間がかかっているかもしれません。
私が作るおせち料理の中で、一番人気と言っても過言ではないのは
その手間のおかげでしょうか。
今年は大根がとーっても高いですね
しかも小さくて…。
いつもの分量を作るためには、1本丸々必要でした。
おせち料理の紅白なますだけは、金時にんじんを使いますので、
普段よりも赤が鮮やかです。
これもまた美しいなぁと自画自賛。

先ほどつまんでみましたら、今年もおいしくできていました。
このまま置いておくと、さらにおいしくなりますね。
楽しみです



みんなのつまみ食いで、お正月までになくなりませんように

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